高尾山頂は立ち入り規制
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、高尾山山頂(大見晴園地)は2020年12月31日(木曜日)17時から2021年1月1日(金曜日)7時まで閉鎖となりました。
登山道入り口にはこのような看板が立てられています。
高尾山頂以外の初日の出ポイントを調べてみました
2020年12月28日月曜日午前6:00 高尾山口駅前
❝本番❞ではないので静かですね。新年に向けての準備も出来ています。
2020年末はJR・私鉄各社の大みそかの終夜運転が中止となっているので、通常の休日ダイヤで見ると5時台の高尾山口駅着の電車が5時26分、5時41分、5時56分の3本。これらの電車で到着できる方はかなり限られそうです。
車の場合はどうでしょうか?時間の制約はなくなり車内で待機もできますが駐車場のキャパシティーの問題が出てきます。

金比羅台園地
1号路を登っていき、最初の初日の出ポイントになりそうなのがここ。
数は少ないですがベンチもあります。眼下には八王子の市街地方面、さらには都心方面へと夜景がきれいに見えます。
ただ、冬至に近いこの時季は画像の通り真正面よりは少し右手に日が昇ります。
ケーブルカー駅前
混雑は間違いない大本命のポイント。自動販売機、トイレもあります。ケーブルカーは始発が5時、そこから15分間隔(混雑時は10分間隔)での運行となります。
視界も広く、ほぼ真正面に上がってきます。
十一丁目茶屋前
さらに100mほど進んだ場所からも先ほどとほぼ同じ条件で見れます。ベンチもあります。
ここで日の出時刻まであと10分ほどになったので、ベンチに座って待機します。
2枚目の画像を見るとわかりますが、ちょうど横浜ランドマークタワーの辺りに昇ってきました。
薬王院境内
これまでの場所から比べると木が視界を遮るようになりますが、薬王院境内からも見ることができます。画像の場所だけでなく右手の道を入ったところのトイレ前あたりからも見えます。
夜の登山対策
体力や混雑状況次第にもよりますが、ケーブルカー駅まで最低でも1時間前後はみておきたいところ。暗い中での登山となるのでいつも以上にしっかりとした準備が必要です。
懐中電灯でもいいんですが両手をあけておけば、万が一転倒した際にも安全です。
元日の天気と寒さ対策
今のところ天気の心配はしなくて良さそうですね。
ただし寒さが心配です。一般的には標高が100m上がると0.6℃下がるといわれています。JR八王子駅前とケーブルカー駅付近との標高差が370mなので約2℃下がります。ここへ風が吹くとさらに…。
さらに問題なのが登山という運動をして汗ばんだ状態で寒い中を待機。着るものにも注意が必要です。行かれる場合はくれぐれもお気を付けください。